赤いシミ、紫外線以外でもできる謎のシミ
今日の試してガッテンは、シミ・そばかすだった。
シミやそばかすというのは、紫外線で起こると言われる。
シミやそばかすの正体は、日焼けと同じメラニン色素。
紫外線で刺激を受けた皮膚が、メラニン色素で皮膚を守ろうとする、それがつまり、シミやそばかすの原因だ。
ところが、紫外線を浴びていないのに、シミができることがある。
これは赤い色をしているので、「赤シミ」と呼ばれる。
マイクロスコープなどで皮膚を見ると、茶色いシミも赤いシミだったりする。
紫外線が原因でないこのシミ、一体何が原因なんだろう?
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赤いシミの原因は、手と骨の摩擦?
試してガッテンでは、肌の嫌いな男性に、毎日化粧してもらった。
そうするとたった2週間で、見事に赤いシミができあがった。
キレイだった肌が、見るも無惨にシミだらけ。
男性にシミやそばかすが少ないのは、化粧しないが原因だったらしい。
つまりシミやそばかすは、毎日の洗顔が原因だったのだ。
シミやそばかすは、紫外線の刺激に対応してメラニン色素が皮膚に発生してできる。
それと同じコトが、皮膚をこすりすぎることでも起こるのだという。
要するに、スキンケアだとかマッサージだとか、お肌のためだと思って、ゴシゴシ顔の皮膚を擦る。
そうすると、皮膚に活性酸素ができてしまって、それを取り除くためにメラニン色素ができてしまうのだ。
メラニン色素には活性酸素除去の働きもあるのだが、活性酸素が無くなってもそのまま居続ける。
その結果、赤いシミができてしまうのだ。
シミ治療には、擦らないこと。そして冬が効果がでやすい
洗顔も化粧落としも、とにかく手と肌が直接触れないことが大事だ。
化粧落としやクレンジングでは、石けんなどは泡立てて、その泡を顔につける。
泡を作るには、石けんをネットに入れて使う方法や、洗面器に少量水を入れて、洗面器に石けんを擦るようにして泡立てるという方法がある。
泡をホイップクリームくらいまでしっかり立てて、贅沢にたくさん作る。
それを化粧の上からポンポンとたたくようにして化粧を落とす。
泡をのせてたたいたり、クルクルと回してみたり、そうやって化粧を落とす。
石けんを流すときにも、タオルで水気を取るときも、とにかく絶対に皮膚はさわらない。
そうすれば、1ヶ月後にはシミが減ってくるという。
シミを減らすには、紫外線の少ない冬がチャンス。
夏にやるよりも効果が出やすいので、始めるなら冬ということだった。