スロートレーニングのダイエット効果を上げるコツ
今回の試してガッテンは、ダイエット特集だった。
最近放送したダイエットに関連したテーマをもう一度取り上げ、効果を上げるためのコツを再確認するというものだった。
最初は、スロートレーニング。
スロートレーニングというのは、スクワットと腹筋運動と腕立て伏せの三つを、非常にゆっくりとした速度で5分ずつやると、脳が成長ホルモンをしっかり出すよう指令を出して、それで脂肪の燃焼が促進される、というものだった。
しかしある視聴者が実践してみたら習慣になって続くのは続くのだが、残念ながら痩せなかったという。
原因は何か?
スロートレーニング後の運動が大事
スロートレーニングを15分やるとき、消費されるカロリーは、実は掃除機を15分かけるのと大して変わらないらしい。
なので、トレーニング自体で消費カロリーは大したことがない。
しかしスロートレーニングを行うと、脂肪の燃焼が促進され、3時間くらいはその状態が続く。
これだけでも計算上は、1日6グラムの脂肪が余分に燃焼する。
しかし、さらに脂肪を燃焼させる方法が、実はあったのだ。
スロートレーニングというのは、いわばウォーミングアップで、そのあとに軽い有酸素運動をすると、脂肪の燃焼が大きく進むのだという。
スロートレーニングによって分泌される成長ホルモンは、脂肪を分解はするが、燃焼させない。
燃えやすくするだけだ。
だからこのタイミングで運動をすると、たくさん脂肪が燃える。
つまりスロートレーニング後に休憩せずに、散歩でも家事でも掃除でもすればよかったのだ。
逆に言うと、出かける前や、仕事をする前に、軽くスロートレーニングをすれば、軽くても効果がでるってことやね。
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低カロリーダイエットの盲点
次は、低カロリーダイエットの効果を上げる方法。
低カロリーダイエットの要点は、炭水化物を少しだけ、一番最後にたべるということだった。
脳には、飢餓に備るスイッチがあり、これが入っていると基礎代謝量が節約されてしまい、炭水化物がどんどん脂肪として蓄えられてしまうのだ。
なので自律神経が、飢餓用になっているかどうかが、まず問題になる。
これを調べるには、脈拍数をしらべるといいらしい。
仰向けに寝ている状態で、まず1分間、脈をはかる。
その数を書いておき、次に立った状態で1分間、脈をはかる。
このときに、立った状態と寝た状態の脈拍数の差を取ったとき、10~20くらいの差が出たら、自律神経は正常。
一方、9以下になっていたら、飢餓に備えろスイッチが、入っている可能性が高い。
つまり9以下だと、身体がエネルギーを節約する状態で、太りやすい状態だって事やね。
こういう場合は、炭水化物を少し増やすようにしないといけない。
少し増やして、身体を通常状態に戻した上で、カロリーを減らさないといけないわけだ。
低カロリーダイエット用の食事については、来週紹介されるらしい。
日常生活の細かい運動が、体重を減らす。
今回の結論としては、ダイエットを成功させるには、日常生活でとにかく動くことが大事、ということのようだ。
掃除、散歩、階段登り、台所仕事、ゴミ捨てなど、日常の作業で、かなりのカロリーを消費する。
それでも、15分、うっすら汗をかく程度のスロートレーニングと、同程度の消費量があるので、こまめに動くことが結果的に大きなカロリー消費につながるわけだ。
結局、部屋の中であまり動かないでいると、太るって事だね。