糖尿病、5年間で590万人増!

糖尿病、たった3日でかかってしまう?今回の『試してガッテン』では、糖尿病特集の8回目だった。

 

8回も特集しているとは、糖尿病も新事実が続々出てきているって事なのか?この糖尿病が、5年間で590万人も増えているという。

 

糖尿病というのは、血液中の血糖が高くなってしまう病気。

 

血糖値が高くなると、失明したり壊疽などを起こして足を切断することがある。

 

糖尿病はそういう合併症を引き起こし、最終的には死に至る。

 

ところが血中に存在するブドウ糖は、約3グラム。

 

小さじ一杯分しかない。

 

これが1.2グラム増えるともう危険な状態なんだそうだ。

 

高くなってしまう原因は、インスリンの分泌不足。

 

血中の糖分は、インスリンというホルモンが細胞に取り込む指示を出す。

 

それを阻害する酵素というのもあって、脂肪細胞からこの阻害酵素がたくさん分泌される。

 

つまり太っているから、細胞では受け取りませんよ、というシグナルなんですが、そのために糖分が行き場を失って血糖値が上がった状態になってしまうんだという。

 

ところが最近、太っていなくても糖尿病になる人がいる事が分かってきた

 

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糖尿病は、太ってなくてもかかる病気!

糖尿病は、太ってなくてもかかる病気なのだという。

 

太ってなくても、内臓脂肪が無くても、ある臓器の異常で起こるのだという。

 

番組では、お笑いタレントの『響(ひびき)』さんに、日常の血糖値を測ってもらった。

 

血糖値というのは、炭水化物や糖分を摂ったときに上がるのだが、モノを食べなくても血糖値が上がるときがあることがわかった。

 

というのもストレスがあると、血糖値が上がるのだ。

 

食後に血糖値が上がるのは、消化によって炭水化物がブドウ糖などに変わり、それが吸収されて血液中に流れるから。

 

ところがストレスを感じたりする場合、ブドウ糖が必要になるので、インスリンが血糖値を上げるスイッチも入れる。

 

このブドウ糖がどこから来るかというと、実は肝臓からでてくるのだという。

 

ところが肝臓が正常でないと、太ってなくても高血糖状態になると言う。

 

インスリンが、脂肪肝の原因?

肝臓というのは、ブドウ糖を蓄えて血糖値をコントロールしている。

 

ブドウ糖が肝臓に溜まってくると、インスリンはブドウ糖2単位を脂肪1単位にまとめて、ブドウ糖を蓄えるスペースを作る。

 

さらにそのスペースが埋まってしまうと、内臓脂肪などのカタチで糖分を蓄えるという事になる。

 

つまり

  1. 糖分を肝臓に蓄える
  2. さらに糖分が増えれば、肝臓で脂肪に作り替える
  3. 肝臓が脂肪でいっぱいになったら、内臓脂肪などで蓄える
という順序で、人間の身体は糖分を蓄えるわけだ。

 

なので、太っていなくても肝臓が脂肪肝になっていれば、高血糖状態になってしまうと言う事らしい。

 

そして肝臓以外にも、一時的に脂肪を蓄える部分がある。

 

それはどこかというと、筋肉だという。

 

筋肉が脂肪肝になる?

高カロリーの食事を続けると、脂肪は肝臓に溜まり、そのあと筋肉の中にその4倍ほどの量が蓄えられるという。

 

ブドウ糖や脂肪が肝臓に溜まるのは、すぐに使える状態にしておくため。

 

その次に筋肉に溜まるのは、筋肉で使えるようにするため。

 

つまり脂肪肝ならぬ、脂肪筋になっているわけだ。

 

こういう状態になると、いつ高血糖になるやも知れないリスクがある。

 

コレを予防するには、1時間の有酸素運動が必要だという。

 

歩く程度の速度のスロージョギングで、脂肪筋の脂肪を減らす事ができるという。

 

低脂肪食と、1時間の有酸素運動を十日ほど続けると、肝臓や筋肉の脂肪を10%減らせるということなので、いかに日常の軽い運動が健康に良いかってことやね。

 

私もバスに乗らず、できるだけ歩く事にしよう。

 

お金も節約出来るしね。

 

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