トマトケチャップは、冷蔵庫の残り物?
トマトケチャップ、冷蔵庫の中でいつも残ってしまう。
オムレツとかオムライスとか、ナポリタンくらいしか使えない。
なにせケチャップを入れると、みんなケチャップ味になってしまうし、使い方が難しいんだよね。
しかもケチャップの賞味期限は、開封後1ヶ月なんだというから大変だ。
今回のためして合点は、トマトケチャップだ。
さてケチャップとは、野菜を煮詰めた調味料のことだ。
世界にはトマトに限らず、リンゴやバナナ、マッシュルームなど変わったケチャップが色々あって、広く使われている。
トマトケチャップも、高価なモノはソースのような旨みがあるという。
ケチャップとは、いったい何なのか?そしてトマトケチャップを毎日料理に使う方法はないものか?
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ケチャップが使いにくいわけ
ケチャップが特定の料理以外に使いにくい理由の一つは、何に使ってもケチャップ味になってしまうと言うことのようだ。
だからケチャップ味を期待される料理にしかケチャップは使えず、その結果、ケチャップが冷蔵庫に残ってしまうわけだ。
というのもケチャップは、ネバネバしている。
なぜかというと、ケチャップというのは、普通サイズのモノでも、加工用トマト14個分を煮詰めて作っているモノだから、ものすごく粘りけがある。
つまりケチャップというのは、ものすごい濃い調味料なのだ。
そして酸味が強いのも、ケチャップの特徴だ。
これがつまりケチャップが、特定の料理にしか使えない原因だったのだ。
ところが、ケチャップには酸味の他に旨みがある。
その旨みは、鰹だしや昆布だしのようなうまみなのだ。
ケチャップと水だけで、出汁になる?
ケチャップというのは、薄めれば薄めるほど、酸味より旨みが目立つようになる。
100ミリリットルの薄めの味噌汁に、たった2グラムだけケチャップを混ぜる。
2グラムというと、茶さじに半分くらい混ぜると、なんと出汁になってしまう。
鰹だしなどの出汁を使わずに、ケチャップを50倍くらいに薄めて使うと、なぜか出汁の味がする。
つまりケチャップというのは、味を濃縮した「めんつゆ」のようなモノなんだという。
ケチャップを料理に使う場合、薄めるというアイデアはなかなか無いが、実はケチャップは薄めて使うと旨みが出るんだという。
ケチャップを15杯くらいに薄めた「トマト・ウオーター」を使うと、コンソメなどを使わずとも、料理が旨くなる。
蒸し料理やピラフなどに広く使えるという。
ケチャップを薄めて出汁として使うこつを覚えれば、料理の幅もぐっと広まりそうだね。