胸焼けは、軽く見てはいけない危険なシグナル?
今日のためしてガッテンは、胸焼けだった。
胸焼けというと、単に胃が何かトラブルを起こしているだけのような気がするが、本当にそうなのか?実は、胸焼けにも色々ある。
まずは食道に炎症が起こっているケース。
胸が焼ける、灼熱感。
これは実は胃液の逆流が原因なのだとか。
胃液が食道に逆流が起こって、食道の壁の筋肉を焼いてしまう。
これが胸焼けの原因の一つ。
胃には、食べたモノが食道に逆流しないように、フンモンという門がある。
これがゲップなどの時に、わずかに開く。
このとき、実は胃液も少し逆流してしまうのだ。
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胃の逆流は、一体何を引き起こす?
ところがこの胃酸の逆流、様々な症状を引き起こす。
ためしてガッテンでは、病院のスタッフに、擬似的な胃酸を食道に入れてみる実験を行った。
そうすると、ある者は心拍数が増え、動悸が起こった。
ある者はノドに梅干しの種があるような、違和感が生じたという。
これは梅核気といって、漢方なんかではよく耳にする症状だけど、食道に胃酸が逆流すると、起こるんだね。
ただしかし、たまに胃酸が逆流するだけでは、大きなトラブルにはつながらない。
それは食道には門番がいて、多少の胃酸が逆流しても、すぐに洗い流す仕組みがあるからだ。
ところがその門番神経がパニックを起こしてしまう場合があるという。
そして連携している肺やのどや心臓などの神経が、それぞれ危険に対応すべく様々な反応を起こすという。
胸焼けに対処するには?
胸焼けは、近年、胃食道逆流症という名前がついているらしい。
もちろん逆流しても、それをキャンセル仕組みもある。
たとえば普段、寝ているときに逆流が起こると、歯ぎしりが起こって、ツバを飲み込む動作が起こる。
要するにツバを飲み込むことで、食道内にある胃酸が中和されるわけだ。
なので胸焼けが起こったら、まずツバを飲み込むように。
それから予防策としては、
- 食後30分に注意
- 寝る前にモノを食べない
- 薬の副作用に注意
胸焼けが起こったら、
- 牛乳やツバを飲み込む、ガムを噛む。
- 横にはならず、寝ているときは枕を高くする。
- 逆流がひどくなる場合もあるので、運動はしない。
一つ勉強になったね。