疲労物質FFとはなに?

疲労とは何?今回の試してガッテンは、「疲労」だった。

 

過労死で命を落とす人は、なぜ死ぬまで休まなかったのか?実はそこには、勘違いがあった。

 

というのも、疲労と疲労感というのは別物だったのだ。

 

まず、疲労というのは、体内の細胞に「FF」という物質が出来ることだという。

 

身体は疲れると、FFという物質が出来る。

 

FF物質が発生すると、脳に信号がいく。

 

脳に信号がいくと、脳は疲れを感じて、体を休めるように指令を出す。

 

これが疲労の正常なパターンである。

 

疲労が起こると疲労感が起こる。

 

確かに正常やね。

 

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疲労が慢性化する原因は?

疲労物質FFが発生すると、疲労感が起こる。

 

これは正常な感覚だ。

 

ところが疲労が起こっても、疲労感が起こらないことがある。

 

疲労感がないから、疲労を発生させることを続けてしまう。

 

こういう風に疲労が溜まってしまうパターンがあるのだ。

 

たとえば「やる気」がある人。

 

やる気がある人というのは、疲労があっても脳が高揚していていて、疲労感が起こらない。

 

コーヒーや栄養ドリンクなどカフェインが含まれていると疲労感がマスクされてしまう。

 

つまり疲労しているのに、疲労感を感じないわけだ。

 

昨日までバリバリ仕事をしている人が、突然死んでしまう過労死が起こるのも当然だ。

 

寝だめしても、スッキリしないわけ

過労死が起こる原因は、脳が疲労に麻痺しているから。

 

目標やごほうび、達成感などがあれば、疲労が起こってFFができても、疲労感が起こらない。

 

疲労感がないわけだから、さらに頑張ってしまって疲労はドンドン溜まる。

 

FF物質がドンドン溜まっていくのに、脳が休めという指令を出さないから、休まない。

 

体操をしても、風呂へ入っても、それは身体に負担をかけるから、FF値は上がってしまう。

 

なので、起きている限り、疲労はドンドン溜まる。

 

これを改善するには、寝るしかない。

 

昼寝・うたた寝・目を閉じる、こういう風に脳を休めるのも良い。

 

ただし睡眠の絶対量は必要だという。

 

疲労を取り除くには、睡眠しかない。

 

だから休日にまとめて眠るのは、絶対に必要な疲労回復法だという。

 

ところが寝だめをして起きると、不思議にスッキリしない。

 

疲労物質FFを計ってみると、確かに疲労は回復している。

 

なのになぜスッキリしないのか?それは「脳がしっかり休んだので、疲労に敏感になったから」。

 

脳が正常になったので、疲れていることに気づくわけだ。

 

疲労回復にはもうとにかく寝まくることが必要なようだね。

 

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