ある筋肉を使わないジョギングってなに?
今回のためしてガッテンは、ジョギングだった。
健康に良いと言われるジョギング。
でも続かないんだよね。
でも今回、続くジョギングを教えてくれるという。
それは「ある筋肉を使わないジョギング」だという。
ある筋肉を使わないジョギング?それって何?その筋肉って何?番組では、3人の方に400メートル走ってもらい、血液検査を実施した。
そうしたら3人とも乳酸値が5以上という結果。
ところが、この「ある筋肉を使わないジョギング」で400メートル走った人の乳酸値を測ってみると、たったの1.7だった。
これは安静時の値とほとんど変わらない値だという。
これは「ある筋肉」を使っていないため、疲労時に発生する乳酸がほとんど発生しないからだという。
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スロージョギングってなに?
ある筋肉を使わないジョギングを「スロージョギング」と呼ぶ。
スロージョギングとは、歩くくらいの速度でジョギングをする方法だという。
歩く速度は時速4キロ程度だが、同じ速度でジョギングをすると、消費カロリーは倍くらいになるという。
しかもスロージョギングは、普通のジョギングと比べて、疲れないと言う。
スロージョギングがなぜ疲れないかというと、時速4キロくらいのジョギングだと、速筋を使わないからだという。
筋肉には、素早い動作をする速筋(白い筋肉)と、持続力のある遅筋(赤い筋肉)の2種類があるのだけれど、白い筋肉は一気に力を出してすぐに疲労してしまう。
だからジョギングをすると普通は疲労してしまって続かないわけだ。
スロージョギングの健康効果とは?
スロージョギングは、白い筋肉を使わず、遅筋(赤い筋肉)だけを使う方法だ。
これを続けていると、毛細血管が増えるという。
ある研究によると、なんと23%も毛細血管が増えたらしい。
毛細血管が増えると、身体の隅々まで血液が届くので、体調が非常に良くなる。
また脳の働きも、活性化される。
四股などを踏むと、腰腸筋というインナーマッスルが肥大するが、このインナーマッスルは太い筋肉で、毛細血管もたくさんある。
おそらくはスロージョギングで、腰腸筋などのインナーマッスルが活性化して、血の巡りが非常に良くなるんだろうね。
スロージョギングのやり方
スロージョギングは、高血圧の人にもできるジョギングだという。
高血圧など、持病を持っている人は、激しい運動は危険なのだが、スロージョギングは可能だという。
スロージョギングのやり方としては、
- 背筋を伸ばす、
- 前傾姿勢(つま先重心)
- 足は蹴らずにおすだけ
- にこにこ・おしゃべりしながら
- キツかったら歩く。
- 話すのが辛くなったら歩く
- 一日合計30分くらい走ればよい。
うーん、私もやってみようか。
ただし膝が痛い人は、歩けるようになってから。