今、食の都・大阪で大人気のレストランがある。
それは『低カロリー・レストラン』。
ここではカロリーの高そうなメニューでも、カロリーが控えめ。
ちょっと食べ過ぎても大丈夫だという。
ところが、低カロリー食を取っていても、体脂肪率30%オーバーになっている隠れ肥満の人がいる。
カロリーを押さえた食事をして、見かけは痩せているのに、なぜ肥満?これは一体なぜ?…というのが、今回の試してガッテンのテーマだった。
カロリーを気にして、カロリーを押さえて食べているのに、痩せずに太ってしまう人がいる。
これは一体なぜなのか?
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カロリーが同じでも、疲れ方が違う
番組では、600キロカロリーの朝食を2種類用意して、2時間作業、箸で豆をつまんで並べるという実験を行っていた。
A定食(パンとタマゴと牛乳)グループとB定食(和食)グループ。
両方ともカロリーは600キロカロリーで、タンパク質もほぼ同じくらい含まれている。
ところがAグループは、すぐにつかれ始めて作業が滞り始めた。
一方Bグループは順調に作業を行い、完了した。
AグループとBグループ、何が異なるのか?実は糖分の取り方だった!なぜこういうことが起こるかというと、食事中に糖分が少ないと、あるスイッチが入ってしまうからだという。
そのスイッチとは…、『飢餓に備えろスイッチ』このスイッチが入ると、身体は省エネモードに入ってしまう。
低カロリー食を続けていると、脳は危機感を感じて、身体を飢餓モードに入れてしまう。
飢餓モードに入ると、人間はエネルギー消費を押さえる。
身体はだるくなり、動くのが嫌になる。
体温も低体温気味になり、冷え、朝起きられないという状態に陥る。
だから、痩せようと思ってカロリーを制限してみても、身体の基礎代謝量が下がるし、脂肪をため込むために、内臓や筋肉のタンパク質を潰して行く。
あまり知られていないが、人間の身体は糖分を確保するために、筋肉のタンパク質を分解して糖を作るのだ(これを糖新生という)。
痩せやすい食事と食べ方
タンパク質と脂質と糖質の比率は、20:23:57。
糖質が約6割というのが、目安。
ところが同じ6割食べていても、糖質の取り方で、飢餓モードのスイッチが入る場合と、入らない場合があるという。
ダイエットの場合は、身体を飢餓モードにしないことが重要なので、ココが肝心!まず、炭水化物以外の栄養素をしっかりとる事。
特にタンパク質。
次に、野菜やキノコ、海草類をたくさんとる事。
これによって、炭水化物の消化吸収がゆっくりになり、少ない炭水化物量で十分な食事になる。
食べ方は、炭水化物を一番あとに食べるといいらしい。
痩せたい場合のメニュー
(1)タンパク質を多く含む食品を2種類だけとる(量は各50グラム)(2)野菜・きのこ・海草をたくさん取る(3)脂肪も少し必要(4)炭水化物は、おにぎり1つ、または食パン1枚やせる食べ方
(1)まずおかずや野菜類を先に食べる(2)炭水化物は、あとから食べるしかし糖分が大事とは言いつつ、炭水化物は減らすんやね。
炭水化物は減らすが、タンパク質と、繊維質(野菜・きのこ・海草)をたくさん取る。
でもって、炭水化物は最後にちょっと食べる、ということのよう。
2週間この食事を続けると、痩せるという。
挑戦する価値ありかな?